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2011年6月

神々と男たち

グザヴィエ・ヴォーヴォワ監督・脚本
ランベール・ウィルソン主演
2010年カンヌ国際映画祭グランプリ

1996年にアルジェリアで起きたフランス人修道士7名の誘拐・殺害事件を題材


http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD17925/story.html

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修道院長の造形が、学者っぽすぎるし、医者の造形がザ・パリジャンって感じが気になったが、そういう設定なのね~~。

修道院長のモノローグで、キリストの感情への好奇心のために殉死するとかいう件があったし。テロリストのトップとの会話で、キリストの名前をアラブ名?で呼んで、聖書とコーランの記述を確認しあったり、相手を「隣人」と呼んで、帰らせるとことか、キャラクター造形が、なんか圧巻。修道士兼医者がパンセ読んでるし。

寛容ってこういうこと?さすがにすごいわ~。

アルジェリアの役人が、修道院長たちに、「この国が成熟しないことに疲れた。フランスの植民地政策のせいだ」とか言ってたが、日本は成熟したのか、ちょっと疑問がわきました。


しかし、全体的に、ところどころ、ねちっとした「ゲイ?」ってシーンがまざっていたので、まさか、カンヌでグランプリとれてたとはびっくり!

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ヤコブへの手紙

監督:クラウス・ハロ 2009年 フィンランド
出演:カリーナ・ハザード
第82回アカデミー賞外国語映画部門ノミネート

http://cinema.pia.co.jp/title/153256/

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登場人物は盲目の牧師ヤコブ、元死刑囚のレイラ、郵便配達人の三人だけ。
場面は、廃墟のような牧師館と教会だけ。
モチーフは、牧師に届いた、もろもろの相談の手紙を読むということだけ。

シンプルだけど、緊張感があって、ものすごい面白かった。

無駄が一切ないから?

個人を土台に発展した福祉社会の最果ての緊張が凝縮されてるせい??

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再会の食卓

ワン・チュエンアン監督2010年
出演:リン・フォン シュー・ツァイゲン
2010年(第60回)ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀脚本賞)受賞作

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上海で夫や子ども、孫と暮らす老婦人に国民党軍兵士で台湾に逃げた元夫が訪れてくる。


台湾と上海の関係、共産党の陰と高度経済成長といった社会関係を、二人の夫や、家族と囲む食卓という画面に、わかりやすくうまく凝縮した作品だと関心した。


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彼女が消えた浜辺

監督:アスガー・ファルハディ 2009年 イラン
出演:ゴルシフテェ・ファラハニー
第59回ベルリン国際映画祭最優秀監督賞受賞。

http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD16747/


Original

「彼女」とは、主人公の主婦が仲良しの家族との旅行に誘った、子どもの幼稚園の先生。
「彼女」が消えてから、はじめて、誰も彼女の本名や出身などを知らなかったという事実が判明。

主人公が「彼女」を旅行に誘ったのは「美人で人当たりが良くて婚約者をきらっている」という彼女の印象に共感を感じたから。

ここに出てくる女性たちは、ブルカをかぶってはいるが、バッグは、ルイ・ヴィトンのマルチカラーだし、携帯電話をもっている。消えた彼女の消息を聞きにくるのは彼女が嫌っていたはずの婚約者ただひとり。

伝統的・家父長制的共同体が残存する一方で、女性の高学歴化や職業従事、生活の都市化、消費文化や情報化の進展が急速に進んでいる社会に生じた、所属のエアーポケット的状況を、よく表現していると思った。

まあ、日本で生きる私の日常生活でも、「仲良く」つきあっている女性の何割が、お互いの「素性」を知っているのかは、謎なので、女性の社会における在り方は、アジア圏ならば、どこでも同じようなものなのかもしれないが、とは思った。

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エリックを探して: Looking for Eric

ケン・ローチ監督2009年
エリック・カントナ製作総指揮・出演

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二番目の妻が置き去りにした連れ子(ブラックの息子とギャングに入りかけの息子)と暮らす冴えない郵便仕分け人の人生の危機を、カントナファンの職場の同僚たちが団結して救うというお話し。

ものすごく面白かった。

労働者階級の暮らしの中のファンダムの幻想をこれ以上ないくらいうまく表現した作品で感動。

こんなに感動して泣いたのは、ひさしぶりです。

ケンローチ、天才。

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